Jw_cad のファイル形式 (JWW) で保存する


  1. [ファイル] メニューの [書き出し] - [JWW ファイルの書き出し] をクリックする
    [書き出し] ダイアログボックスが表示されます。
  2. 保存先を選択する
  3. [ファイル名] ボックスに ファイル名を入力する
  4. [保存] ボタンをクリックする
    RootPro CAD で作成した図面が Jw_cad の図面ファイルとして保存されます。
メモ: (イメージについて)
 図面にイメージがあった場合、イメージを Jw_cad の図面ファイルに同梱するかどうかの確認メッセージが表示されます。同梱するようにした場合、保存したファイルは Jw_cad のバージョン 7.00 以降で開くことができます。
同梱しない場合は、保存した Jw_cad の図面ファイルと同じフォルダに、同じファイル名 (複数あった場合は、後ろに番号が付加された名前) のビットマップファイルが保存され、図面ファイルと合わせて Jw_cad のバージョン 5.00 以降で開くことができます。

部分図レイアウトとレイヤの変換について

 RootPro CAD は、部分図レイアウトを回転して配置したり、XY 異なるスケールを設定したりすることが可能です。また、レイヤは異なる部分図に共通で使うことも可能です。 Jw_cad は 0 から F までの 16 レイヤグループがあり、それぞれに XY 同一のスケールのみ設定できます。そして、それらのレイヤグループには 0 から F までの レイヤ があります。
 そこで、RootPro CAD の図面を Jw_cad 図面に変換する場合、用紙上の図形以外、部分図レイアウトごとにブロック (SXF の部分図属性の付いた) に変換します。(このとき部分図の説明に文字列"$$SXF_FG"があった場合は測地座標系の部分図として変換します) レイヤは RootPro CAD のレイヤテーブルのデータ順で図形のあるものを、Jw_cad のレイヤグループ 0 のレイヤ 1 からレイヤグループ F のレイヤ F までに変換します。255 以上のレイヤは全てレイヤグループ F のレイヤ F になります。
 ただし、書き出しの設定で、[部分図レイアウトの図形をブロックにしないことを優先する] ([JWW/JWC ファイルの設定 - 書き出し] ダイアログボックス参照) がオンで、下記の条件が整う場合にのみ、 部分図レイアウトの図形をブロックにせず、順番に Jw_cad のレイヤグループ 0 から F に変換し、レイヤもそれぞれのレイヤグループの 0 から F レイヤに変換することが可能です。

部分図レイアウトの図形をブロックにしない条件
部分図レイアウト内にのみ図形があり、用紙上に図形はない
部分図レイアウトは 16 以内
同じ部分図を元にした複数の部分図レイアウトはない
部分図レイアウトは XY 同一スケール
部分図レイアウトの配置角度は 0 度
レイヤはルートになく、1 階層までのレイヤグループが 16 個以内で、各レイヤグループには 16 個以内のレイヤがある
同じレイヤを異なる部分図の図形で使っていない

 

文字の属性について
文字図形に設定されている属性の内、属性名が"ShadowDrawing"で属性値が"Z"のものについては Jw_cad の文字の属性フラグに「日影」を表す値をセットします。属性名が"ShadowDrawing"で属性値が"DueNorth"のものについては「真北」を表す値をセットします。ただし部分図レイアウトの図形がブロックにならないときのみとなります。

その他の制限
保存したファイルは Jw_cad のバージョン 5.00 以降で開くことができます。
イメージ (画像) を同梱した場合は、バージョン 7.00 以降で開くことができます。
寸法や引き出し線、バルーン、ハッチングは一般図形に分解して変換します。
複数行の文字列は 1 行単位に分解して変換します。
文字の下線、上線、取り消し線は線に、背景色はハッチングに分解して変換します。
文字の中抜き、上下反転、左右反転は無効です。
Bスプラインは線に分解して変換します。
塗りのハッチングは三角形に分解して変換します。
グラデーションハッチングは、塗りのハッチングとして三角形に分解して変換します。
パターンのハッチングは変換しません。
ハッチングの透過性は変換しません。
ユーザ定義のハッチングは一般図形に分解して変換します。

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