■ Professional 版 アドイン作成チュートリアル Visual Basic

5.実行処理の記述

実際にアドインの実行処理を MacroCommand に記述します。 MacroCommand 関数を、ソースコードに記述します。

'円作成のマクロコマンド
Private Sub MacroCommand()

　　'アクティブなファイルを取得
Dim doc As Document = ActiveDocument

　　'カレントの部分図を取得
Dim drawing As Drawing = doc.CurrentDrawing

' UNDO 可能な操作を開始
doc.UndoManager.BeginUndoUnit()

　　'中心点
Dim pointCenter As Point2d = Geometry.CreatePoint(100, 100)

　　'半径
Dim radius As Double = 100.0

'円を部分図に追加
drawing.Shapes.AddCircle(pointCenter, radius)

' UNDO 可能な操作を終了
doc.UndoManager.EndUndoUnit()
End Sub

まず、アクティブなファイルのカレント部分図を取得します。
円の中心点と、半径を定義して、その後に、AddCircle メソッドで部分図に円を追加します。
上記コードでは BeginUndoUnit、EndUndoUnit で Undo が使用できるように設定しています。

上記でソースコードの記述は終わりです。