RootPro CAD バージョン情報

最新バージョン RootPro CAD 4 をリリースいたしました。
最新の RootPro CAD 4 では、 従来の RootPro CAD の操作性に加え、大幅な高速化と機能強化により、快適な作図環境をご提供いたします。

「RootPro CAD」では、定期的に細かい修正や改良を行いながらバージョンアップを行っています。バージョン 4.00 以降からのバージョンアップは無償で行っています。
ダウンロードページから上書きインストールを行いアップデートを行ってください。


2010/2/4 バージョン 4.32 を公開

不具合修正

  • Ver4.31 で、最初に図形を選択してからコマンドを実行したときに、1回で終了しないコマンドがありました。
  • PDF ファイルへの書き出しで、文字幅比率を設定した文字を変換すると、データ順でそれ以降の文字にも同じ文字幅比率が反映されていました。
  • DXF/DWG ファイルの読み込みで、寸法値の位置を移動した寸法の場合に、寸法値が寸法線に重なってしまう場合がありました。
  • DXF/DWG ファイルの読み込みと書き出しを実行したとき、パソコンにインストールされている一部のフォントが原因でアプリケーションエラーが発生する場合がありました。
  •                         
  • DXF/DWG ファイルの読み込みで、ブロック内にビューポートがあった場合、アプリケーションエラーが発生していました。

2009/11/20 バージョン 4.31 を公開

改良点

  • Windows 7 に対応しました。
  • DXF/DWGファイルへの書き出しで、寸法の矢印タイプ9番を「30度開矢印」に変換していましたが、「開矢印」に変換するようにしました。

不具合修正

  • 図形の座標範囲が非常に大きい場合、図形垂線スナップを表示しようとしたときに、アプリケーションエラーが起きる場合がありました。
  • 文字の配置点座標値が非常に大きい場合、文字サイズ計算の誤差が大きくなっていたため、文字の選択認識や端点スナップ位置が間違っている場合がありました。
  • 直径、半径寸法コマンドで、スナップボックス内に、円とそれ以外の図形をグループ化、作図部品化した図形上が含まれるようにカーソルを移動すると、アプリケーションエラーが起きていました。
  • 3 図形接円コマンドで、平行な 2 線を選択した場合に、間違った接円が表示される場合がありました。
  • 最初に図形を選択してからコマンドを実行すると 1 回でコマンドが終了する仕様になっているが、一度図形を選択してからコマンドを実行すると、それ以降、先にコマンドを選択しても、1 回でコマンドが終了していました。
  • JWW ファイルの読み込みで、始点、終点が同じ座標の線がある場合にエラーになっていたため、点 (ドット) に変換するようにしました。
  • PDF への書き出しで、印刷状態が「印刷しない」になっている部分図の図形も変換していました。
  • DXF/DWG ファイルへの書き出しで、用紙の印刷スケールが 25.4 の場合、レイアウトの印刷尺度の表示単位をインチに設定していませんでした。
  • SXF ファイルの読み込みで、同じ名前 (大文字・小文字を区別しない) のレイヤまたは線種がある場合にエラーになっていました。
  • (Enterprise 版)Enterprise 版で、アドイン内で作成したツールバーボタンがある場合に、ユーザ設定でツールバーボタンを作成して新規にアイコンをデザインし、RootPro CAD を再起動すると、作成したアイコンデザインが消えていました。
  • (Enterprise 版)Windows Vista で、Enterprise 版をアンインストールしようとすると、ファイルを使用中という警告メッセージが表示されていました。

2009/9/17 バージョン 4.30 を公開

その他

  • Enterprise 版にネットワークライセンス機能を追加しました。ネットワークライセンス版は一般発売しておりません。くわしい内容については、サポートページからお問い合わせください。

不具合修正

  • Jww ファイルの書き出しで、縦横異縮尺のイメージの、見た目のイメージや配置位置が正しく変換されない場合がありました。
  • DXF/DWG、Jww、SXF のファイルを読み込んだとき、[編集可能] 以外の状態になる部分図やレイヤの図形の位置が正しくない場合がありました。

2009/7/14 バージョン 4.21 を公開

不具合修正

  • 回転した文字を移動すると、文字の配置角度がずれてしまう場合がありました。
  • PDF ファイルの書き出しで、ユーザ定義ハッチングのある図面を、モノクロで画像に書き出したとき、アプリケーションエラーが発生していました。

2009/7/13 バージョン 4.20 を公開

機能追加

  • PDF ファイルの書き出しで、[モノクロで書き出す]、[線幅を書き出す]、[点を書き出す]、[画像にして書き出す]などの設定ができるようになりました。[ファイル] メニューの [読み込み / 書き出し設定] - [PDF ファイルの設定] で設定ダイアログボックスが表示されます。

改良点

  • PDF/SXF/Jww ファイルの書き出し処理を高速化しました。
  • DXF/DWG、SFC/P21、Jww、PDF ファイルの書き出しで、書き出しが完了したときにメッセージボックスを表示するようにしました。
  •        
  • PDF ファイルの書き出しで、変換後の PDF ファイルのサイズが小さくなりました。
  • PDF ファイルの書き出しで、ステータスバーに変換処理の進捗状況を表すプログレスバーが表示されるようになりました。
  • 各エディションの「ソフトウェア使用許諾」の第 1 条 (使用許諾) に、ネットワーク上での使用を禁ずる補足内容として、「※ネットワーク上の使用とは、複数のユーザから自動、手動を問わず、本ソフトウェアを遠隔操作し、印刷やファイルの書き出しを行うことを含みます」という一文を追加しました。また、Standard 版は、「ルートプロ社の許可なく、再配布することを禁ずる」条項も追加しました。

不具合修正

  • ハッチングを移動できなかったり、RootPro CAD 以外のファイル形式に書き出しができない場合がありました。
  • 回転コマンドなどで図形を回転するとき、用紙の印刷スケールを設定していると、ドラッグ描画の線幅が間違っていました。
  • 作図部品編集を行った作図部品を他の図面に配置した後、配置先の図面でその作図部品を編集しようとすると、アプリケーションエラーが起きる場合がありました。
  • 面取りコマンドで、第 1 パラメータが「連続線」、「頂点」の場合、面取り方法パラメータを「2 辺の長さを指定」に変更しても、第 4 パラメータの名前が変更されませんでした。
  • 面取りコマンドで、「2 辺の長さを指定」の場合、コマンド終了後も「辺 2 の長さ」パラメータの値を保存していました。
  • 印刷設定で印刷範囲を指定した場合に、印刷範囲外の図形も印刷されていました。
  • 印刷、PDF ファイルの書き出しで、「レイヤなし」の作図部品や作図グループ内の図形を重複して出力していました。
  • 解像度が設定されていない tiff ファイルが貼り付けられた図面を読み込み、RootPro CAD 図面形式で保存した後にその図面を再度開くと、アプリケーションエラーが起きていました。
  • DXF/DWG ファイルの書き出しで、文字高さを自動調整する場合、「1」,「I」などの 1 文字だけの文字の高さを正しく調整できない場合がありました。

2009/6/4 バージョン 4.12 を公開

改良点

  • DXF/DWG ファイルの読み込み設定で、[モデル空間のみ読み込む] チェックボックスを [ペーパー空間(用紙)を読み込む] と表記を変更し、デフォルトを ON にしました。(今までお使いいただいていた設定に影響はありません)

不具合修正

  • ハッチング設定ダイアログボックスで、塗りつぶし、パターンタイプのハッチングの [透過性] の値を変更しても、必ず透過性が 0 になっていました。(Ver4.10 から)

2009/5/29 バージョン 4.11 を公開

機能追加

  • 寸法値の水平位置を補助線上にしたとき、補助線の突き出し長さ分離れた位置から寸法値が描かれるように仕様を変更しました。以前のバージョンでは、寸法値の最後の文字の位置が、突き出し長さで指定した位置になっていました。
  • 印刷プレビュー画面の右上の×ボタンをクリックしたときに、アプリケーションを終了していたのを、印刷プレビュー画面を閉じるように変更しました。
  •                      

不具合修正

  • 半径寸法で、寸法値の角度を [常に水平] に設定したとき、下線が表示されてもよい状態なのに下線が表示されない場合がありました。
  • 直径寸法で、矢印位置が [内側]、[寸法線強制表示] が OFF に設定したとき、寸法値が矢印の外側にあると、その矢印の反対側の矢印が表示されてしまう場合がありました。
  • 半径寸法と直径寸法で、矢印位置が [内側]、[寸法線強制表示] が OFF の設定の場合、寸法値が矢印のすぐ外側にあるとき、内側の寸法線が表示されない場合がありました。
  • 長さ・平行・角度・円弧寸法で、測定基点と寸法線の始点または終点が同じ場合、補助線の突き出し部分が表示されていませんでした。
  • 寸法図形で、矢印の向きや寸法値の位置の設定によっては、矢印と寸法値が重なってしまう場合がありました。
  • ユーザ定義ハッチングをコピーして Excel 等の他のアプリケーションに貼り付けると、ハッチングが表示されなかったり、表示位置が間違っていました。
  • サムネイルが保存されている図面ファイルを、オプションの [プレビューを保存する] を OFF にして上書き保存したときに、前のサムネイルが残ったままになっていました。
  • アンチエイリアス表示 OFF、文字省略表示 OFF のときの作図画面や、作図部品ウィンドウの表示、ファイルのサムネイルで、図面内に小さい文字が含まれている場合に、ゴミのような描画が含まれる場合がありました。
  • DXF/DWG、JWW、SXF ファイルの読み込みで、読み込みエラーが発生したときに、メッセージボックスの文字が文字化けしたり、アプリケーションエラーが起きる場合がありました。
  • DXF/DWG ファイルの読み込みで、水平な引き出し線があると、その引き出し線の点列に正しくない点が挿入される場合がありました。
  • JWW ファイルの読み込みで、Jw_cad Ver 6.2で作成した図面ファイルに画像が含まれている場合、その画像が変換されない場合がありました。
  • RootPro CAD Ver4.10 で、DXF/DWG ファイルを 2 回以上読み込むと、線種が正しく読み込まれない場合がありました。
  • RootPro CAD を起動したときに、フローティング状態のツールバーのボタンが表示されない場合がありました。
  • インストール先のフォルダを変更して Ver4 をインストールしている環境に、Ver4.10 を上書きインストールすると、RootPro CAD を起動できなくなっていました。
  • (Enterprise 版) [回復用データの自動バックアップを行う] が ON の場合、文字列の検索・置換アドインを実行した後に図面を保存すると、アプリケーションエラーが起こる場合がありました。

2009/5/12 バージョン 4.10 を公開

機能追加

  • 作図、編集、測定コマンドの図形指定時に、作図部品、作図グループ内の図形を選択できるようになりました。これにより、作図部品、作図グループ内の図形に対して寸法線を作成したり、オフセット図形を作成したりすることができます。(ただし、線調整コマンドのような図形を変更するコマンドでは選択できません。)
  • グリッド原点、グリッド範囲の座標を、図面上で指定できるようにしました。
  • 指定したピクセル以下の文字だけを省略表示する設定を追加しました。
  • 選択図形を矢印キーで移動するときの、移動方法、移動量のオプション設定を追加しました。
  • RootPro CAD の最新版があるかどうかをチェックする機能を追加しました。
  • (Enterprise 版)CommandManager クラスに、カレントコマンドを取得する CurrentCommand プロパティ、コマンドを終了する CancelCurrentCommand メソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)CommandManager クラスの AddMacroCommand メソッドで、マクロコマンドをサブメニューに追加できるようにしました。
  • (Enterprise 版)標準コマンドを含むコマンドの一覧を表す CommandCollection クラスを追加しました。
  • (Enterprise 版)Document クラスに、作図設定、線種テーブルの線幅比例モードを表すプロパティなどを追加しました。
  • (Enterprise 版)Document クラスに、AddShape、RemoveShape、IsValid メソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)Drawing クラスに、作図原点、印刷範囲を取得/設定するプロパティ、メソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)Layout クラスに、座標、図形を、用紙座標系<->部分図座標系で変換するメソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)DrawingView クラスに、用紙座標系<->部分図座標系間で座標、図形を変換するメソッド、スクリーン座標系<->用紙座標系間で座標を変換するメソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)Shape クラスに、分解、矩形範囲計算、オブジェクトの複製、座標変換メソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)BasicShape クラスに、図形同士の交点を取得するメソッド、オフセット図形を取得するメソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)ShapeSettings クラスに、図形設定から図形へ設定をコピーするメソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)アドイン内で一時的に使用可能なテンポラリ図形を作成する ShapeFactory クラスを追加しました。
  • (Enterprise 版)ImageShape クラスに、イメージデータを取得/設定するメソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)MasterDrawComponentCollection クラスに、作図部品定義を追加する Add メソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)MasterDrawComponent クラスに、サムネイルデータを取得する GetThumbnailHBitmap メソッド、作図部品定義を編集する BeginEdit、EndEdit メソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)ファイルプロパティを表す、SummaryInfo、CustomPropertyCollection クラス、CustomProperty 構造体を追加しました。
  • (Enterprise 版)ShapeCollection、MasterDrawComponentShapeItemCollection、DrawGroupShapeItemCollectionClass クラスの GetNextShape メソッドで、コレクション内の図形を、図形タイプを指定して取得できるようにしました。
  • (Enterprise 版)ShapeSettings クラスに、図面間の設定をコピーできる CopyTo メソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)Document.SaveAs メソッドで、Ver3 形式で保存できるようにしました。
  • (Enterprise 版)ハッチング、レイアウト範囲の領域を表す RegionShape、RegionShapeItemCollection、HatchInnerRegionCollection クラスを追加しました。
  • (Enterprise 版)Geometry クラスに、2 点間の距離を求める GetLength メソッドを追加しました。
  • (Enterprise 版)オプション設定を表す ApplicationSettings クラスを追加しました。
  • (Enterprise 版)グリッド設定を表す GridSettings クラスを追加しました。
  • (Enterprise 版)コンバータ設定を表す DxfLoadConverterSettings、DxfSaveConverterSettings、SxfSaveConverterSettings クラスを追加しました。

改良点

  • 寸法図形で、寸法値の配置角度が「常に水平」の場合は、引き出し線のように、寸法値に下線を付加するようにしました。(寸法値と寸法線が矢印の外側に延長されていてるときと、半径/直径寸法で、[寸法線強制表示] がオフの場合)
  • 半径寸法の寸法値を、円の中心点を超えて (中心点から矢印の向きと反対側に) 配置できるようにしました。
  • 寸法、引き出し線、バルーンの矢印で、矢印の基点を、点スナップとして取得できるようにしました。
  • 寸法設定で、寸法値の [位置] - [垂直位置] が「上」「下」の場合でも、[位置] - [角度] を「任意指定」に設定できるようにしました。
  • 引き出し線設定で、[文字] - [垂直位置] が「上」「下」の場合でも、[文字] - [角度] を「任意指定」に設定できるようにしました。
  • 選択モード、グリッドツールバーボタンのメニュー部分を分離できるようにしました。
  • コマンドウィンドウに表示しているコマンド履歴数を、10 個から 20 個に増やしました。
  • モノクロ印刷の場合に、塗りつぶし/パターンハッチング、イメージ、OLEオブジェクトを、RootPro CAD でグレースケールに変換して出力するようにしました。

不具合修正

  • 閉じた周期的なBスプラインをトリムした結果が違う場合がありました。
  • 構成図形が非常に多い作図部品、作図グループだけを選択してトラッカー表示しているときに、マウスの動きが遅くなる場合がありました。
  • 寸法の設定で、[寸法線強制表示] がオフのとき、半径寸法の寸法線が、[矢印位置] の設定に関係なく、必ず矢印から円、円弧の中心点まで表示されていました。
  • 非常に小さい範囲の図形をコピーした場合に、他のアプリケーションに貼り付けるとエラーになる場合がありました。
  • 並列長さ/水平/垂直寸法コマンドで、「寸法線の間隔」パラメータの値が保存されていませんでした。
  • 面取り、フィレットコマンドで、連続線を指定して実行すると、アプリケーションエラーが起きる場合がありました。
  • 線調整コマンドで、図形パラメータで連続線の端点をピックして実行すると、アプリケーションエラーが起きる場合がありました。
  • 2図形接円弧コマンドで、フリーズする場合がありました。
  • 包絡コマンドで、トリムされている 2 つの線分を範囲指定したときに、1 つの線分に結合できませんでした。
  • 作図部品編集を開始して、1 個の図形を選択してトラッカーを表示した後に、作図部品編集タブを閉じるとアプリケーションエラーが起きていました。
  • ユーザ定義ハッチングが、スケールを指定した部分図レイアウトに配置されている場合に、ハッチングのスケールが正しく表示されない場合がありました。
  • 角度/円弧寸法で、矢印タイプを 13 番にしたときに、矢印の内部に寸法線が描かれていました。
  • オプション設定で [パラメータの履歴を削除] を実行しても、RootPro CAD を再起動するとパラメータ履歴が残っていました。
  • コマンドウィンドウにフォーカスがある場合に、Ctrl+TAB キーで、複数図面の切替ができませんでした。
  • ビューコントローラーで、[現在の表示範囲を保存] をクリックしたときにエラーが起きる場合がありました。
  • 大きな範囲の図形をコピーして、他のアプリケーションに貼り付けると (RootPro CAD 図面形式、または Windows メタファイル形式)、メモリーエラーになる場合がありました。
  • 文字が省略描画になっているときに、ドラッグ表示の位置が間違っていたり、表示されなかったりしていました。
  • イメージのドラッグ描画が枠表示になっていませんでした。また、OLEオブジェクトは、ドラッグ描画されていませんでした。
  • OLEオブジェクトを選択したときに、選択描画されていませんでした。
  • 印刷設定で、印刷範囲ボタンをクリックしたときに、それまでに変更した設定が保存されませんでした。
  • 白黒反転フラグが ON の塗りつぶしハッチングをモノクロ印刷すると、白黒以外のハッチングも黒色で印刷されていました。
  • 矢印タイプが 13 番の寸法、引き出し線、バルーンを印刷したときに、矢印の底辺の線分が長くなっていました。
  • DXF/DWG ファイルへの書き出しで、寸法の前付加文字列を正しく変換できていませんでした。
  • SXF ファイルの書き出しで、作図グループが変換されない場合がありました。
  • DXF/DWG ファイルの読み込みで、直径寸法を分解して読み込んだ場合に、寸法値の先頭文字 "φ" が変換できない場合がありました。
  • PDF ファイルへの書き出しで、印刷スケールが設定された図形数が多い用紙を書き出したとき、印刷スケールが反映されない場合がありました。
  • (Enterprise 版) Point2d、double のプロパティやメソッドパラメータに、無限または非数 (NaN) の値をセットできていました。
  • (Enterprise 版) InfiniteLineShape、HalfInfiniteLineShape クラスの Angle プロパティを取得すると、ラジアン単位の値が返り、正負の符号も違っていました。
  • (Enterprise 版) MasterDrawComponentShapeItemCollectionClass.Item プロパティで、作図部品定義内の図形を取得しようとすると、例外エラーが発生していました。
  • (Enterprise 版) ShapeCollection.AddHatch メソッドを呼ぶと例外エラーが発生していました。

2009/2/20 バージョン 4.03 を公開

機能追加

  • DXF / DWG ファイルの読み込み設定に、部分図レイアウトの配置原点の設定を追加しました。

改良点

  • 引き出し線コマンド、C 面取り引き出し線コマンドに、[小数点以下の 0 表示] パラメータを追加しました。図面上の図形や点をクリックして自動的に文字列を作成するとき、小数点以下に続く 0 を表示するかしないかを指定できます。
  • 作図部品を分解、または作図グループをグループ解除するとき、その作図部品 (作図グループ) のレイヤが「空レイヤ」ではない場合は、そのレイヤ上に分解するようにしました。(レイヤが「空レイヤ」の場合は、各構成図形のレイヤ上に分解します。)
  • オプションの [サムネイルの背景色] で、作図部品ウィンドウのサムネイルの背景色を設定できるようにしました。
  • Jww ファイルの読み込みで、トリムされた画像の読み込みに対応しました。
  • Jww ファイルの読み込みで、印刷時の用紙の向きと倍率の設定は、Jw_cad で印刷を実行したときのプリンタの設定に影響しているため、変換しないようにしました。

不具合修正

  • 引き出し線コマンドで円を選択した場合、引き出し線の矢印の先端が、円上点ではなくピック点になっていました。
  • 他図面の多階層レイヤ内の作図部品を配置すると、配置先図面に同じレイヤ階層がある場合でも、「レイヤ名\レイヤグループ」という階層のレイヤが作成されていました。
  • 文字編集コマンドで文字を選択し、文字列を変更しないで [OK] をクリックすると、改行位置が変わってしまう場合がありました。
  • 線調整コマンドで連続線を選択し、長さを指定して実行すると、連続線の端点が図面原点に調整されていました。
  • 図面を一つも開いていない状態で、[オプション] ダイアログボックスを開き [OK] をクリックすると、アプリケーションエラーが起きていました。
  • [ファイルのプロパティ] ダイアログボックスの [ユーザー設定] タブで、日付タイプのデータを追加した後、変更ボタンをクリックして変更ダイアログボックスを開くと、日付データが表示されていませんでした。
  • 部分図上の楕円弧の長径、短径が同じ場合に、作図ウィンドウの用紙タブでその図形を表示すると、楕円弧の開始角、終了角の表示が違う場合がありました。
  • ユーザー設定でツールバーボタンのアイコンデザインを編集すると、色が変わってしまう場合がありました。
  • DXF/DWG ファイルへの書き出しで、文字高さを自動調整する設定が ON の場合、先頭にスペース (空白) がある文字が正しく変換されませんでした。
  • DXF/DWG ファイルへの書き出しで、用紙の名前に「/」(スラッシュ) が含まれていると、エラー番号 -12 のエラーが起きていました。
  • SXF ファイルへの書き出しで、部分図上に配置されたイメージを、そのまま部分図上の作図グループに変換していました。SXF ではイメージは用紙上にのみ配置できる仕様なので、用紙上の作図グループに変換するようにしました。
  • SXF ファイルへの書き出しで、複数の用紙があった場合にアプリケーションエラーが発生する場合がありました。
  • SXF ファイルの読み込みで、寸法図形の文字列範囲高さが 0 となっている図面を読み込んだ場合に、寸法図形が変換できていませんでした。
  • Jww ファイルの読み込みで、三角形、四角形のソリッドの読み込みができない場合がありました。
  • (Enterprise 版) DrawComponentShape、DrawGroupShape クラスの Layer プロパティに EmptyLayer をセットすると、例外エラーが発生していました。
  • (Enterprise 版) Application クラスの ActiveTabView プロパティにアクセスすると、例外エラーが発生していました。
  • (Enterprise 版) DimensionShape クラスの AutoDimensionText プロパティの動作が逆になっており、プロパティの値が false のときに寸法値自動になっていました。
  • (Enterprise 版) Document クラスの BasicShapeSettings プロパティを取得して、Color、Linetype、Linewidth プロパティを設定すると、例外エラーが発生していました。
  • (Enterprise 版) 複数のアドインでツールバーボタンの追加処理をしたとき、各ツールバーボタンをクリックしたときに同じイベントが発生して、各ボタンの動作が同じになってしまう場合がありました。
  • (Enterprise 版) ToolBarItem クラスの SetHbitmap メソッドで、ツールバーボタンのアイコンを設定した場合に、透過色の部分がグレーになっていました。

2008/12/25 バージョン 4.02 を公開

改良点

  • 作図部品の登録コマンドで、選択した図形をカレント部分図の座標系で変換して登録していましたが、変換しないで登録するように変更しました。
  • Jww ファイルの読み込みで、寸法の矢印をドット (・) に変換していたのを、黒丸 (●) に変換するようにしました。
  • DXF/DWG、SXF、JWW ファイルへの書き出しで、明るさ、コントラストを反映したイメージを出力するようにしました。DXF/DWG ファイルでは明るさ、コントラスト値が 50 になりますが、AutoCAD LT でも見た目に同じイメージが表示できるようになります。

不具合修正

  • 分割点コマンドで、分割長さを小数点で入力しても整数に丸められていました。
  • 複数の図形をコピーして、図面内や他のソフトに貼り付けた場合に、図形の表示順が違う場合がありました。
  • 透過なしのハッチング (塗り、パターン) をコピーして、Microsoft Word に図面オブジェクト、Windows メタファイルとして貼り付けると、ハッチングの色が表示されない場合がありました。
  • 図面の広い範囲をコピーして Excel などにビットマップとして貼り付けた場合に、エラーになる場合がありました。
  • [図形の設定をコピー] コマンドで、実行後に表示が更新されませんでした。
  • プロパティウィンドウで、部分図レイアウトの配置原点を画面から指定したとき、クリックした点とは違う位置が配置原点になる場合がありました。
  • アンチエイリアス OFF の場合に、フォントの種類によっては文字が大きく表示される場合がありました。
  • Ver3 の図面を開いたときに、文字の設定や環境によっては、文字の改行位置が異なる場合がありました。
  • jww ファイルへの書き出しで、用紙に配置したイメージの位置が違う場合がありました。
  • Jww ファイルへの書き出しで、非表示の部分図やレイヤの図形が変換されていました。
  • SXF ファイルへの書き出しで、非表示の部分図の図形が変換されていました。
  • DXF/DWG ファイルへの書き出しで、用紙の名前が空 (スペースのみ) の図面で、[アクティブな用紙、または部分図のみをモデルに変換する] 設定の場合に、エラー番号 -12 のエラーが起きていました。
  • PDF ファイルへの書き出しで、塗りつぶしハッチングの透過結果が違っていました。(ハッチング背面の線が薄くなっていませんでした。)
  • PDF ファイルへの書き出しで、白い図形が黒に変換されていませんでした。また、塗りつぶしハッチングが、図形の設定に従って白黒反転していませんでした。
  • PDF ファイルへの書き出しで、イメージや透過の設定されているハッチングを書き出した場合に、線の色味が暗くなる場合がありました。
  • (Enterprise 版) Paper.PaperType、LeadShape.TextAngleType、ParameterItem.ParameterValueSaveMode プロパティを取得しようとすると、例外エラーが発生していました。
  • (Enterprise 版) Windows フォーム上に配置したテキストボックス等に、アルファベットを入力できませんでした。
  • (Enterprise 版) ToolBarCollection.FindByText メソッドで、追加したツールバーを取得できませんでした。そのため、「ツールバーにコマンドを割り当てる」アドインで、実行するたびにツールバーが追加されていました。

2008/11/21 バージョン 4.01 を公開

機能追加

  • 図面を RootPro CAD Ver3 形式で保存できるようになりました。

不具合修正

  • 非常に多くの図形をコピーして貼り付けを実行すると、処理に時間がかかったり、応答なしになっていました。
  • [形式を選択して貼り付け] コマンドで、ダイアログボックスの [キャンセル] をクリックすると、アプリケーションエラーが起こる場合がありました。また、ダイアログボックスを一度表示した後に、クリップボードの内容を更新して再度 [形式を選択して貼り付け] コマンドを実行すると、ダイアログボックスの [貼り付ける形式] の一覧が更新されていませんでした。
  • 切り取り移動、切り取り複写コマンドで、ドラッグ描画に角度が反映されませんでした。
  • 移動、複写、作図部品配置コマンドなどで、ドラッグ描画に Y スケールが反映されませんでした。
  • ユーザ定義ハッチングを含む作図部品を回転して配置するときに、ドラッグ描画の角度が間違っていました。
  • Windows のペイントでコピーした画像を貼り付けると、保存した後にファイルを開くと画像が真っ白になっていました。貼り付けた画像のマウスでの移動等を行うと同様な現象が起きていました。
  • 引き出し線、C 面取り引き出し線コマンドで、図形を選択後に、再度、図形パラメータを選択して、点列を確定するか ESC キーを押すと、アプリケーションエラーが起きていました。
  • 包絡コマンドで、直線を囲むと「無効な引数が発生しました。」というエラーが起きる場合がありました。
  • [部分図レイアウトを設定] コマンドを実行すると、X スケール分母が 1、X スケール分子が小数点表記になり、Y スケールが 1/1 になっていました。
  • アンチエイリアス表示が OFF の場合、縦書き文字、スラント角度を設定した文字の表示位置がずれる場合がありました。
  • RootPro CAD の旧バージョンの図面を開くと、文字の改行位置が変わっている場合がありました。
  • 円弧を縮小表示していくと、円弧の中心に点が表示されていました。
  • アンチエイリアス表示が OFF の場合、固定線ピッチ表示の部分図で、点線を拡大表示していくと表示されなくなっていました。
  • 文字設定などのフォント選択ボックスに、名前が空白のフォントがあり、そのフォントを選択すると、アプリケーションエラーが起きる場合がありました。
  • ユーザ定義ハッチングがない図面で、ハッチングを選択して [図形の設定を変更] コマンドを実行し、設定ダイアログボックスで [ユーザ定義] を選択して [設定] をクリックすると、アプリケーションエラーが起きていました。
  • [図形の条件選択]、[選択図形の絞り込み] ダイアログボックスに、作図部品の属性が表示されませんでした。
  • Windows Vistaで、.dxf、.jww などの他のファイル形式を RootPro CAD Ver3 に関連付けしていた場合、Ver4 との関連付けができませんでした。
  • DXF / DWG ファイルの読み込みで、引き出し線の最後の点の位置がずれる場合がありました。
  • SXF ファイルの読み込みで、寸法値のない寸法図形を読み込むと、自動設定の寸法値が表示されていました。
  • SXF ファイルの読み込みで、文字間隔が設定されている文字の文字範囲幅が大きくなっていました。
  • PDF ファイルの変換で、図形が部分図レイアウト範囲でクリップされない場合がありました。
  • (Enterprise 版)API で、コマンドに点列パラメータを追加できませんでした。

2008/10/17 バージョン 4.00 を公開

機能追加

  • 描画、作図処理を高速化しました。
  • 作図部品を編集したり、複製したりできるようになりました。(Professional、Enterprise 版の機能)
  • 図面を PDF 形式のファイルに書き出せるようになりました。(Professional、Enterprise 版の機能)

改良点

  • 塗りつぶしハッチングに、背景色と同じ色の場合に白黒反転するかどうかの設定を追加しました。
  • 上下2段のバルーン文字の大きさ、表示位置を改善しました。
  • 作図ウィンドウの上部タブで、タブの種類 (用紙、部分図、作図部品、レイヤ一覧) ごとにタブ色を統一し、アイコンを表示して見やすくしました。
  • 図形選択時の右クリックメニューに [グループ化] コマンドを追加しました。
  • [ファイルを開く] ダイアログボックスで、初期状態でファイルのサムネイルを表示するようにして、表示形式を保存できるようになりました。

不具合修正

  • 大きいサイズの画像を追加できない場合がありました。
  • 3 図形接円コマンドで、線、線、円の組み合わせで作図する場合、すべての接円の候補が表示されない場合がありました。
  • レイヤ一覧を表示している状態で、作図編集コマンドを実行しようとすると、アプリケーションエラーが起こる場合がありました。
  • 作図部品ウィンドウで、作図部品の名前が変更できない場合がありました。
  • 全図形の表示範囲が非常に大きい場合に、作図ウィンドウに図形が表示されない場合がありました。(Ver3.50 以降)
  • レイヤ一覧を表示している状態でファイルを保存したり、そのファイルを再度開こうとすると、アプリケーションエラーが起こる場合がありました。
  • レイヤ一覧で表示しているレイヤグループを、レイヤツリーで削除すると、アプリケーションエラーが起きていました。
  • コンピュータをロックしたり、Windows のスタイルを変更したりすると、レイヤツリー、部分図ツリー、作図部品ウィンドウ、コマンドコンボボックスなどのフォントが大きくなっていました。
  • DXF / DWG ファイルの読み込みで、スプラインが含まれたブロックがあると、作図部品の構成図形数が増えていました。

バージョン情報トップへ戻る

ページトップへ